会長あいさつMESSAGE

富士市商工会 会長:渡邊 英樹

富士市商工会 会長 渡邊 英樹

会員の皆様には日頃より富士市商工会の事業に対し、多大なるご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、この度、私は平成30年度通常総会において新会長に就任いたしました。鷹岡商工会と富士川町商工会の合併から9年を迎え、会長としての責務は重大なものと痛感しております。昨今、景気の回復が言われておりますが、私達、中小・小規模事業者にとっては、経営の厳しさを脱したとは言い切れない状況が続いております。また、高齢化と人口減少がますます進行している中、売り上げの減少や事業継承の課題も深刻化しております。このような状況下で、商工会の取組む課題は、会員と寄り添える商工会を実現することです。小規模事業者の経営支援を強め、ともに地域の同じ仲間として信頼を勝ち取ることです。このため、経営支援として、一昨年より富士市産業支援センター(f-Biz)と連携した「創業塾」を主催、新たな起業家の育成を支援し、会員増強に努めております。また、商工会員の優れた商品や技術を掘り起こし、情報発信を行う「一社一匠」運動も推進しております。さらに富士山南麓の秀麗な自然と豊かな歴史文化を観光事業として展開したいと考えているところです。

そして、昨年より手掛けております外国人技能実習生の監理事業がスタートしました。商工会の役割は、多種多様になってきておりますが、会員一人ひとりに寄り添える商工会を目指していく体制を作りたいと考えております。そのためにも職員のスキルアップを図り、ワンストップで対応できる商工会として多くの会員の皆様に利用して頂ける商工会を目指します。会員の皆様とともに、商工会地域の活性化に向け、この地域における様々な経営課題と対面し、未来ある方向に導くべく、役職員一丸となり努力してゆく所存です。

多くの皆様のご支援、ご協力お願いする次第です。

平成30年6月